家族
お正月などの家族行事は若い頃から得意ではありません。
悲しく、切なくなるような、複雑な気持ちになるのです。
カムアウトしているとはいえ、家族や兄弟からは
異性愛者となる『変化』への期待のようなものを感じます。
同性愛者の認知度が昔より多少上がっていても
当然、大歓迎される事柄ではないんだよね。
社会的に結婚できず、子どもができないのに
何故わざわざリスキーな事をするのか、といった雰囲気もある。
そして、悲しくなるのは
私自身の中にもその心が理解できる部分があることです。
世間一般の大多数とは異なる生き方が
生き難いと感じている、それは本当のこと。
好きなものを好きだと言う、
それだけのことに
苦痛や辛さを感じずにはいられなかった。
私、kokoroは25歳の時にカムアウトしました。
もう十年以上前のことです。
昔の彼女やビアン友の中には、今は結婚して子どももいる方もいます。
彼女達にとって、セクシャリティはそれほど重要ではなかったのかも
しれないと想像しています。
私はどれほど好意を寄せられても、対象となるのは女性しか
考えられませんでした。
それが私の心であり、生き方。
世間で言う家族とは少し違う形態になるかもしれませんが
彼女と共に生きる術を考え、歩み続けたいと思います。
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