LGBT。草の根活動
もう何年経ったのだろう。
LGBT活動を行う知人が書いたとある本。
その中のほんの数行に当時の私がいます。
地方に住みながら、彼女と二人で暮らし、
親や親の友達と一緒に海外旅行をしたり、
親戚や従姉妹と頻繁に食事をし、
彼女の親戚の葬儀には親族として出席した私。
パートナーとして障害となるものはなかった。
二人が一緒に、周囲と接する機会を
雑にせず、大事にしながら築いた関係でした。
私達の関係が壊れたと話したとき、
活動家の友人が唖然としていたのを覚えています。
大失恋によって、どれほど関係性が深まっても
この先の未来のことは誰にも分からない、と知りました。
仕方のない事柄って起こるもの。
もう二度と未来への希望や期待を抱くのはやめようと思い、
活動云々といった情報からも、随分と長い間離れていました。
昔の彼女との関係は終わってしまったけど、
家族や周囲との関係性を築いた経験が
その後の恋に役立っています。
詳しいことは、改めて書こうかな。
これといって取り柄もないし(汗
普通に企業で仕事に追われながら暮らしていて、
歳を重ねる親の健康も心配だったりする中で、
穏やかでのんびりとした幸せを望んでいるだけ。
地方ならではの<仲間と助け合える暮らし>を
少しずつ模索できたら…と思う近頃です。
近い思考を持っているような仲間を探す
ところからのスタートになっちゃいますが(笑
おばあちゃんになるまでに
ひっそりと地味に動けたらいいなぁ。